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 こんなに愛おしい時間を持てるなんて、羨ましい。

旧グッゲンハイム邸裏長屋の住人になりたいと、見ているあいだずっと思ってました。

 何気ない人と人との会話やいっしょにいることのかけがえのなさに気づかされて、見たあとは心がほっこり。ちょっと疲れたら、この映画を一服するとよいですね。

ー小川真司 (映画プロデューサー)

 

 この映画の主役はあの建物だ。仲間が集うユートピアみたいな顔をしたかと思えば、スンと突き放すように夜の静寂をまとう。まるで建物が呼吸をするかのように。

 はじめは「ロケーションが良すぎてズルい」なんて思ったが、そこに甘えたり溺れたりはしていない。砂のようにこぼれ落ちていくモラトリアムな時間を捉えた、大人の映画だ。

ー岨手由貴子 (映画監督)
 

 

 不思議な魅力。特にあの食卓。朝食を囲む。餃子をつつく。転がる缶ビール。ギターが鳴る。コーヒーを淹れる。誰かが眠る。

 作品から感じるのは、心地良い、適度な距離感。土地や人へのきちんとした愛おしさ。

自然と続編が見たくなりました。旅先でお世話になった呑み屋に、もう一度寄りたくなる感じ。

ー佐藤寛 (KONCOS・ミュージシャン)

 本作で描かれる共同生活やマスクなきコミュニティといった「普通」は、コロナ禍でフィクションになってしまった。かつての「普通」とは奇跡である、そんな困難な主題をいかにも「普通」に見せてしまう奇跡の映画が本作なのだ。

※一部抜粋。全文は、映画公式パンフレットに掲載しています。

中村紀彦 (映像/アピチャッポン・ウィーラセタクン研究)

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